巨人 新型コロナ感染の丸など3選手が退院 練習開始

プロ野球 巨人は、新型コロナウイルスに感染して入院していた主力の丸佳浩選手ら3人が14日退院し、練習を始めたと発表しました。

巨人では今月4日に丸選手やベテランの中島宏之選手、それに若林晃弘選手が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、3人は都内の病院に入院しました。

いずれも入院中の10日間は体調に異常はなく、無症状だったことから、14日、退院したということです。

3人は退院したあと、川崎市のジャイアンツ球場でキャッチボールやバッティング練習などを行ったということです。

丸選手は「24時間大変な思いをして診てくれた医療従事者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいだ。入院中は不安な部分はあったが、きょう動いてみて、自分がイメージしていたよりも動くことができた。早く皆さんの前でプレーができるよう、自分のできることをしっかりやっていきたい」と球団を通じてコメントしました。

また、中島選手は「きょうから新たな気持ちで野球に取り組み、一日でも早くチームに貢献できるよう頑張る」とコメントしたほか、若林選手は「医療従事者への感謝の気持ちを持って野球に打ち込むとともに、今まで以上に感染対策に取り組んでいく」とコメントしています。

一方、巨人では、今月5日にウィーラー選手も新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、現在入院しています。