東芝が会見「車谷氏から東証1部への復帰で辞任の申し出」

大手電機メーカーの東芝は、車谷暢昭社長の辞任を受けて14日午後、指名委員会の永山治委員長らがオンラインで会見し、辞任は本人の意向で、14日朝申し出があり、受理したことを明らかにしました。

この中で永山委員長は、今回の車谷氏の辞任について「ことし1月に東証1部への復帰で東芝の再生ミッションを完了したとして辞任の申し出があり、受理した」と述べ、辞任は本人の意向だと説明しました。

一方、イギリスに本拠を置く投資ファンド、CVCキャピタル・パートナーズからの買収提案について、永山委員長は「初期提案は内容が乏しく、会社側から要請したものでもなく唐突だ。今の時点では評価は不可能で、慎重な検討を要する」と述べました。

これに関連して『車谷氏はかつてこの投資ファンドの日本法人のトップを務めていたことが今回の辞任に影響したのか』という質問に対して、永山委員長は「直接関係は無いと思っている」と答えました。

そのうえで「車谷氏の辞任によって投資ファンドが買収提案でどういう考え方をするのかこちらでは分からない」と述べました。

一方、新たに就任した綱川智社長は「株主との信頼関係の構築がキーワードだ。また、従業員の間にも今回の買収提案で心配が広がっている。新入社員も入ったので経営陣と現場が一枚岩で進むことが課題だ」と述べました。