東京都 変異ウイルスの感染広がる クラスターも初確認

東京都内で、感染力が強いとされる「N501Y」の変異があるウイルスの感染が広がっていて、13日はこれまでで最も多い80人が確認されました。クラスターも初めて確認され、都は「対策を徹底しなければ一気に拡大しかねない」として警戒を呼びかけています。

「N501Y」の変異があるウイルス

都内では、13日、新たに80人が、感染力が強いとされる「N501Y」の変異があるウイルスに感染していることが確認されました。

都が、1日に発表する人数としては2日連続で最多となり、感染が広がっています。

年代別で最も多いのは20代の29人で、次に多い30代の14人と合わせると43人となり、全体の半数以上を占めています。

また、80人のうち7人は同じ病院内で感染した入院患者と職員で、都によりますとこの病院ではこれまでに12人の感染が確認されているということです。

都内で変異ウイルスによるクラスターが確認されたのはこれが初めてです。

都は「対策を徹底しなければ変異ウイルスが一気に拡大しかねない」として警戒を呼びかけています。