東京都 小池知事 テレワーク徹底へ協力求める

東京都の小池知事は、東京商工会議所の会頭を兼務する日商の三村会頭と意見交換し、感染拡大を抑え込むためテレワークの徹底に向けた協力を求めました。

この中で、小池知事は「変異株の感染という新たな局面となっている。感染拡大を抑え込むことは日本経済にとっても重要だ」と述べました。

そのうえで「テレワークは、かなり定着してきたが頻度が下がっていることもあり、人の流れは増えている」と述べ、より一層のテレワークの徹底に向けた協力を求めました。
これに対し、三村会頭は「中小企業の実施率は7割程度まで増加している。重点措置の適用を踏まえて事業者には改めて周知していきたい」と応じました。

一方、三村会頭は、営業時間短縮の要請に伴う協力金について、今回から売上高に応じた支給となったことに触れ、できるだけ簡単な方法で申請できるようにするなど、事業者への配慮を求めました。

意見交換のあと、小池知事は記者団に対し「必要な書類が変わるので、申請も審査も手間がかかるが、できるだけ簡素化したい」と述べました。