まん延防止等重点措置 初日夜の人出 東京と京都は減少

東京・京都・沖縄の3都府県に「まん延防止等重点措置」が適用されて初めての夜となった12日、繁華街の人出は前の週の月曜日と比べて京都で20%、東京で10%近く減少しました。沖縄は先週とほぼ変わりませんでしたが、先月と比べると8%減少しています。

NHKは、NTTドコモが携帯電話の基地局からプライバシーを保護した形で集めたビッグデータを使って「まん延防止等重点措置」が適用された地域の繁華街について、12日午後9時台の人の数を分析しました。
このうち、東京は、前の週の月曜日と比べて新宿・歌舞伎町付近が8%、渋谷駅付近が9%、いずれも減少しました。

一方、先月1か月の月曜日の平均と比べると新宿・歌舞伎町付近はほぼ変化がなく、渋谷駅付近は2%増加しました。
京都市の四条河原町付近は、前の週の月曜日と比べて20%、先月の月曜平均と比べて24%、いずれも減少しました。
那覇市の国際通り付近は、前の週の月曜日と比べるとほぼ変化はありませんでしたが、先月の月曜平均と比べると8%減少していました。
また「まん延防止等重点措置」が適用されて2週目となった3府県の12日夜の人出は、大阪市の心斎橋付近が、前の週の月曜日と比べて4%、先月の月曜平均と比べると17%減少したほか、
神戸市の三宮付近は前の週の月曜日より3%、先月の月曜平均と比べると21%、
仙台市の国分町付近は前の週の月曜日より3%、先月の月曜平均と比べて17%、いずれも減少しました。