米マイクロソフト AI音声認識ソフト手がける企業2兆円余で買収

アメリカのIT大手マイクロソフトは、AI=人工知能を使った音声認識ソフトなどを手がけるアメリカの企業を日本円にして2兆円余りで買収すると発表し、AIやクラウドをめぐるIT各社の競争が激しくなりそうです。

マイクロソフトは12日、AIを使った音声認識ソフトなどを手がけるアメリカのニュアンス・コミュニケーションズを負債の引き受けを含めて197億ドル、日本円にして2兆1000億円余りで買収すると発表しました。

ニュアンス・コミュニケーションズは病院や医師向けのクラウドサービスが強みで、マイクロソフトとしては買収を通じて医療分野でのクラウド事業の拡大につなげるねらいがあります。

声明のなかでナデラCEOは「両社が力を合わせて先進的なAIを提供し、医療分野でのクラウドを成長させていく」とコメントしていて、同じくAIやクラウド事業に力を入れるアマゾンやグーグルといったIT大手との競争が激しくなりそうです。

一方でアメリカでは巨大IT企業が市場を独占し、競争を妨げているという批判も出ていて、規制当局がこうした巨額買収への警戒を強める可能性もありそうです。