地震200回超の鹿児島県十島村 13日以降大雨 土砂災害に警戒

鹿児島県十島村では、4月9日の夜以降、震度1以上の体に感じる地震が200回以上観測され、悪石島では震度4の揺れを4回観測しました。村は、13日以降、予想される大雨と地震が重なった場合の土砂災害に警戒して対応していく考えです。

気象台によりますと、鹿児島県では4月9日の夜遅くからトカラ列島近海を震源とする地震が相次いでいて、十島村の悪石島では12日午後5時までに震度4の揺れを4回観測しました。

また、悪石島と小宝島で震度3の揺れを合わせて15回観測するなど、体に感じる震度1以上の地震は217回に上っています。

肥後正司村長は会見を開き「雨が降ったあとに地震が起きると土砂災害の被害が懸念される」と話し、13日以降予想される大雨にも警戒して対応していく考えを示しました。

そして、悪石島については水道の被害に備えて村が所有するフェリーで4000リットルの生活用水を搬入するほか、島民に水の確保を呼びかけているということです。

村によりますと、12日朝の時点で、悪石島には村民と工事関係者など70人がいて、このうち土砂災害などで孤立するおそれがある3世帯5人には、自主避難を呼びかけているということです。

肥後村長は「20年ほど前に地震が続いたときは村民がかなり混乱した。今回は村民に不安がないように準備していく」と話しています。