北朝鮮 弾道ミサイル搭載できる潜水艦 建造終了か 韓国報道

韓国メディアは、北朝鮮がSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを搭載できる潜水艦の建造を終えたとみられると伝えました。これについて韓国国防省は「動向を注視している」としています。

韓国の通信社、連合ニュースは、北朝鮮が、東部のシンポ(新浦)にある造船所で3000トン級の潜水艦の建造作業を終え、進水の時期を検討しているもようだと伝えました。

韓国政府関係者の話として報じたもので、潜水艦は幅7メートル、全長80メートル程度でSLBMを3発搭載できるとみられるということです。

また「アメリカへの圧迫が最も大きくなることをねらって進水のタイミングを検討している」という当局の見方を伝えたうえで、政府関係者が、SLBMを発射する可能性も指摘したとしています。

これに関連して韓国国防省は、12日午前の記者会見で、「アメリカと協力しながら動向を注視しており、さまざまな可能性を念頭において態勢を整えている」としています。

北朝鮮の国営メディアは、おととし7月、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が、日本海で作戦任務にあたるため新たに建造された潜水艦を視察したと伝えていたほか、ことし1月の軍事パレードでは新型とみられるSLBMを公開していて、開発を進める姿勢を強調していました。

加藤官房長官「北朝鮮の動向 米韓と連携し警戒」

加藤官房長官は、午前の記者会見で「報道は承知しているが、一つ一つのコメントは差し控えたい。わが国としては、北朝鮮をめぐる動向について、アメリカ、韓国とも緊密に連携しながら、重大な関心を持って、平素から情報収集、分析、警戒監視に努めている。引き続き、そうした姿勢で全力で取り組んでいきたい」と述べました。