鹿児島 トカラ列島近海で地震相次ぐ 気象庁が注意呼びかけ

鹿児島県のトカラ列島近海では9日以降、地震が相次いでいます。十島村では震度4や3の揺れも観測され、気象庁は今後も揺れが続くおそれがあるとして注意を呼びかけています。

気象庁によりますと、鹿児島県では今月9日の夜遅くから12日午前6時半までに、トカラ列島近海を震源とする震度1以上の地震が合わせて199回観測されました。

このうち十島村では、
▽悪石島で震度4の揺れを4回にわたって観測したほか、
▽悪石島と小宝島で震度3の揺れを合わせて15回観測しています。

トカラ列島近海では、過去にも数日間にわたって地震が相次いで発生したことがあり、気象庁は今後も揺れが続くおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

トカラ列島近海 これまでの地震活動

今月9日以降、地震が相次いでいる鹿児島県のトカラ列島近海ではこれまでも群発化した地震活動が繰り返し観測されています。

気象庁によりますと、2000年10月は2日にマグニチュード5.9の地震が起き、悪石島で震度5強の揺れを観測したほか、同じ日にも震度5弱を観測する揺れが2回観測されました。

落石のほか、水道管や建物の壁が破損するなどの被害が起きたということです。

特に数日間、活発な地震活動が続き、11月までに観測された地震の回数は体に感じないものも含めて266回に達しました。

2000年当時は悪石島と小宝島の震度1のデータが気象庁に送られていなかったため震度2以上で比べると、2000年10月の1か月間は46回だったのに対し、今月9日の夜遅くから12日午後2時までは72回に達しています。

その後、2012年8月にも1週間程度地震が続き、震度1以上の揺れを15回観測したほか、2016年は1年を通じてやや活発になったり、落ち着いたりを繰り返しました。

3年前の2018年4月15日と16日にも地震活動が相次ぎ、震度1以上の揺れは2日間で19回観測されました。