韓国 アストラゼネカのワクチン 30歳未満除外し接種再開へ

ワクチンの接種と、接種後に確認された血栓に関連性がありうるとする調査結果が出たアストラゼネカなどの新型コロナウイルスワクチンについて、韓国政府は、30歳未満を除外したうえで見合わせていた接種を再開することを決めました。

イギリスの製薬大手アストラゼネカなどが開発したワクチンをめぐっては、EMA=ヨーロッパ医薬品庁が4月7日、ワクチンの接種と、接種後に確認された血栓に関連性がありうるとする調査結果を出しました。

このワクチンについて韓国政府は、60歳未満の接種を見合わせ、専門家らの意見も踏まえて対応を検討してきましたが、11日午後記者会見し、12日から接種を再開すると発表しました。

EMAやイギリスの規制当局がワクチンによる利益のほうがリスクを上回るとしていることなどを踏まえ、接種を進め、死者や感染者を減らすことが何より重要だと判断したとしています。

ただ、30歳未満は、接種のリスクと比べて利益が大きくないとして、このワクチンの接種の対象からは除外されるということです。

また、血栓を早期に発見し、治療するための仕組みをつくり、迅速な情報共有を進めていくとしています。

韓国では、これまでに115万人以上が少なくとも1回の接種を受け、使用されたワクチンの75%がアストラゼネカとなっています。