五輪聖火リレー 奈良県の1日目終了

東京オリンピックの聖火リレーは11日から奈良県に入りました。聖火は、奈良県内の9つの市町村を巡り、午後8時すぎに1日目のゴールの橿原市に到着しました。

1日目の11日は、南部の五條市からスタートし、元プロ野球選手の鈴木康友さんが1人目のランナーを務めました。

沿道では、五條市の職員が「大声禁止」と書かれたプラカードを掲げて新型コロナウイルスの感染対策を呼びかけるなか、多くの人たちが拍手でランナーを応援したり写真を撮ったりしていました。

奈良県の第1走者を務めた鈴木さんは「3年前に血液の病気を患いましたが骨髄移植を受け命をつなぐことができました。今回、ドナーを始め支えて下さった皆さんへの感謝の気持ちで走らせてもらいました」と話していました。

その後、聖火は、日本最古の神社とされる桜井市の大神神社の大鳥居や、明日香村の石舞台古墳などを巡りました。

1日目のゴールは橿原市にある競技場で、最終ランナーは、前回の東京オリンピックで競泳に出場した東美代子さん(75)が務めました。

東さんは、20年前の交通事故で足に重い障害が残っており、娘の美香さんに支えられながら聖火をつなぎました。

奈良県2日目となる12日の聖火リレーは、法隆寺や興福寺などを経由し、ゴールの東大寺大仏殿まで9か所の世界遺産などを巡ります。