さいたま市は市内の通所型の介護施設で職員と利用者合わせて10人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。市はクラスターが発生したとみて感染経路を調べています。
クラスターが発生したのは、いずれもさいたま市桜区にある通所型の介護施設で「健康倶楽部 楽」と「リハビリ倶楽部 楽」です。
市によりますと、今月5日に2つの施設を利用していた2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
このためほかの利用者と職員を検査したところ陽性者が相次ぎ、これまでに感染が確認されたのは、50代から80代までの利用者5人と、30代から50代までの職員5人の合わせて10人だということです。
2つの施設は同じ法人が運営していて、利用者と職員は2つの施設を行き来していたということです。
最初に感染が確認された2人はすでに陽性者が出ていた県内の別の介護施設を利用していたということで、市は感染経路を調べています。
埼玉県 新型コロナ 1人死亡 新たに142人感染確認
埼玉県内では、10日、新たに142人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表されました。
内訳は、埼玉県の発表が80人、さいたま市が40人、川口市が11人、川越市が6人、越谷市が5人となっています。
これで県内で感染が発表されたのは合わせて3万4190人となりました。
また越谷市は、新型コロナウイルスに感染した患者1人が死亡したと発表しました。
これで県内で感染が確認され死亡したのは715人になりました。