【結果詳細】競泳日本選手権最終日 池江は2種目で優勝 4冠達成

東京オリンピックの代表選考会となる競泳の日本選手権。
大会最終日の10日は9種目で決勝が行われ、このうち女子50メートルバタフライと女子50メートル自由形は池江璃花子選手が優勝し、今大会4冠を達成しました。
各種目の結果などをお伝えします。

男子1500m自由形決勝 竹田が優勝 派遣標準記録には届かず

大会最後の種目となった男子1500メートル自由形決勝は、竹田渉瑚選手が14分55秒70で優勝しました。しかし、日本水泳連盟が定めた東京オリンピックの派遣標準記録に0秒64届かず、東京オリンピックの代表内定はなりませんでした。
(男子1500m自由形の五輪派遣標準記録:14分55秒06)
1位 竹田渉瑚 14分55秒70、
2位 尾崎健太 15分06秒77、
3位 平井彬嗣 15分12秒58、
4位 中島涼 15分13秒23、
5位 古畑海生 15分18秒50、
6位 尾崎隆太 15分20秒41、
7位 高橋洸輝 15分26秒60、
8位 吉田惇哉 15分31秒05

女子50m自由形決勝 池江が学生新記録で優勝 4冠達成

女子50メートル自由形決勝は池江璃花子選手が学生新記録となる24秒84で優勝し、大会4冠を達成しました。日本水泳連盟が定める東京オリンピックの派遣標準記録は突破できませんでした。
(女子50m自由形の五輪派遣標準記録:24秒46)
1位 池江璃花子24秒84※学生新
2位 大本里佳25秒00、
3位 五十嵐千尋25秒07、
4位 山根優衣25秒29、
5位 高橋美紀25秒52、
6位 神野ゆめ25秒61、
7位 込山瞳25秒74
失格 相馬あい

男子50m自由形決勝 優勝は中村 派遣標準記録に届かず

男子50メートル自由形決勝は中村克選手が優勝しましたが、日本水泳連盟が定めた東京オリンピックの派遣標準記録を突破できませんでした。この種目の日本記録保持者、塩浦慎理選手は4位で、出場したすべての種目で派遣標準記録に届かず2大会連続のオリンピック出場はなりませんでした。
(男子50m自由形の五輪派遣標準記録:21秒77)
1位 中村克 21秒97、
2位 難波暉 22秒02、
3位 松井浩亮 22秒04、
4位 塩浦慎理 22秒06、
5位 川根正大 22秒12、
6位 坂井孝士郎 22秒30、
7位 中尾駿一 22秒62、
8位 石黒智基 22秒63

男子50m平泳ぎ決勝 優勝は日本

1位 日本雄也 27秒30、
2位 渡辺隼斗 27秒40、
3位 山中祥輝 27秒42、
4位 高田大志 27秒44、
5位 松村優樹 27秒58、
6位 近江ハリー 27秒59、
7位 新山政樹 27秒61、
8位 大木涼平 27秒77

女子50m平泳ぎ決勝 鈴木が優勝

1位 鈴木聡美 30秒71、
2位 渡部香生子 31秒17、
3位 斎藤千紘 31秒32、
4位 高崎有紀 31秒38、
4位 宮坂倖乃 31秒38、
6位 寺村美穂 31秒42、
7位 高橋陽向 31秒69、
8位 深澤舞 32秒04

3大会連続のオリンピック出場を逃し、今大会自身の最後のレースとなった50メートル平泳ぎを優勝で終えた鈴木聡美選手は「自分の日本記録を超えるのが目標だったので泳ぎは80点。あと少しでブレーキがかかったのが反省点です」と話しました。
東京オリンピックの延期でモチベーションの維持に苦しんだこの1年を振り返り、「どこか弱い気持ちがあるから、練習を積み重ねても力を出せなかったことが今回の結果につながった。来年の世界選手権は、地元の福岡で開催するので弱い自分にさよならして覚悟を決めて残り1年を頑張りたい」と前を向きました。

男子50m背泳ぎ決勝 入江が優勝

1位 入江陵介 24秒90、
2位 細川公平 25秒04、
3位 古賀淳也 25秒08、
4位 川本武史 25秒31、
5位 宇野柊平 25秒61、
6位 松山陸 25秒69、
7位 加藤理 25秒84、
8位 桜井祐輝 25秒90

女子50m背泳ぎ決勝 高橋が優勝

1位 高橋美紀 28秒19、
2位 小西杏奈 28秒32、
3位 佐々木美莉 28秒53、
4位 伊與田萌々 28秒57、
5位 山崎光 28秒78、
6位 秀野由光 28秒81、
7位 秀野加奈 28秒86、
8位 泉原凪沙 28秒99

男子50mバタフライ決勝 川本が日本新記録で優勝

男子50メートルバタフライは川本武史選手が23秒17の日本新記録で優勝しました。川本選手は今大会男子100メートルバタフライ、2位で東京オリンピック代表に内定しています。

1位 川本武史 23秒17※日本新
2位 水沼尚輝 23秒32、
3位 田中優弥 23秒50、
4位 井田憲吾 23秒56、
5位 赤羽根康太 23秒69、
6位 佐伯勇武 23秒76、
7位 岸一也 23秒89、
8位 岸田真幸 23秒95

女子50mバタフライ決勝 池江が学生新記録で優勝 今大会3冠

女子50メートルバタフライは池江璃花子選手が25秒56の学生新記録で優勝しました。池江選手はこの大会、100メートルバタフライと100メートル自由形で優勝していて、これで3冠達成です。

1位 池江璃花子 25秒56※学生新
2位 相馬あい 26秒03、
3位 平山友貴奈 26秒29、
4位 津田萌咲 26秒35、
5位 西津亜紀 26秒45、
6位 黒木満佐子 26秒56、
7位 新野杏奈 26秒59、
8位 山本茉由佳 26秒65

男子50m自由形 スイムオフ

石黒智基 22秒41 ※決勝進出
川崎駿 22秒50

女子50m平泳ぎ予選 鈴木がトップで決勝進出

1位 鈴木聡美 30秒97、
2位 高崎有紀 31秒18、
3位 寺村 美穂 31秒41、
4位 宮坂倖乃 31秒52、
5位 深澤舞 31秒59、
6位 高橋陽向 31秒73、
7位 渡部香生子 31秒81、
8位 斎藤千紘 31秒92
(※決勝進出の8位まで)

男子50m背泳ぎ予選 細川が全体トップ 入江は2位で決勝へ

1位 細川公平 25秒18、
2位 入江陵介 25秒21、
3位 古賀淳也 25秒38、
4位 川本武史 25秒51、
5位 宇野柊平 25秒64、
6位 加藤理 25秒71、
6位 松山陸 25秒71、
8位 桜井祐輝 25秒72
(※決勝進出の8位まで)

女子50m背泳ぎ予選 高橋がトップで決勝進出

1位 高橋美紀 28秒25、
2位 小西杏奈 28秒57、
3位 伊與田萌々 28秒62、
4位 佐々木美莉 28秒75、
5位 山崎光 28秒92、
6位 秀野加奈 28秒94、
7位 秀野由光 29秒11、
8位 泉原凪沙 29秒13
(※決勝進出の8位まで)

男子50mバタフライ予選 田中がトップで決勝へ

1位 田中優弥 23秒42、
2位 川本武史 23秒45、
3位 佐伯勇武 23秒57、
4位 赤羽根康太 23秒73、
5位 岸一也 23秒75、
5位 水沼尚輝 23秒75、
7位 井田憲吾 23秒80、
8位 岸田真幸 23秒86
(※決勝進出の8位まで)

女子50mバタフライ予選 トップは相馬 池江は全体2位で決勝進出

1位 相馬あい 26秒12、
2位 池江璃花子 26秒36、
3位 津田萌咲 26秒38、
4位 平山友貴奈 26秒57、
5位 西津亜紀 26秒61、
6位 山本茉由佳 26秒71、
7位 新野杏奈 26秒79、
8位 黒木満佐子 26秒81、
8位 飯塚千遥 26秒81
(8位の黒木選手と飯塚選手は同タイムのためスイムオフへ)

スイムオフ
黒木満佐子 26秒53 ※決勝進出
飯塚千遥 26秒78

大会最終日の予定

10:00 女子50mバタフライ予選
10:08 男子50mバタフライ予選
10:16 女子50m背泳ぎ予選
10:22 男子50m背泳ぎ予選
10:30 女子50m平泳ぎ予選
10:38 男子50m平泳ぎ予選
10:46 男子50m自由形スイムオフ
16:05 女子50mバタフライ決勝
16:15 男子50mバタフライ決勝
16:25 女子50m背泳ぎ決勝
16:35 男子50m背泳ぎ決勝
16:45 女子50m平泳ぎ決勝
16:55 男子50m平泳ぎ決勝
17:06 男子50m自由形決勝
17:17 女子50m自由形決勝
17:28 男子1500m自由形決勝

代表内定への道

【東京オリンピック代表内定の条件】
個人種目の内定条件は、日本選手権の8人で争う決勝レースで、種目ごとに「派遣標準記録を突破したうえで、2位以内に入ること」となっています。
派遣標準記録はオリンピックで決勝進出が期待できる選手を代表に選ぶために日本水泳連盟が設けた独自の基準で、おととし開催された世界選手権で決勝の8人に残ることができるタイムが目安となっています。
リレー種目については、別に派遣標準記録が設けられ、このうち400mリレーでは、100m自由形の上位4位までのタイムの合計で突破した場合はその4人を内定とし、突破しなかった場合は派遣標準記録を4で割った「1人平均」を突破した選手などを内定するとしています。

【大会最終日 決勝種目の派遣標準記録】
▽男子50m自由形:21秒77
▽女子50m自由形:24秒46
▽男子1500m自由形:14分55秒06