大阪 道頓堀商店会 対策確認の飲食店に「合格」ポスター

飲食店向けに独自の感染防止マニュアルを配付している大阪 道頓堀の商店会が、実際に店で対策が取られているか見て回りました。

大阪中心部の繁華街、ミナミの飲食店などで作る5つの組合では、効果的な換気のしかたといった感染対策をまとめた飲食店向けの独自のマニュアルを作り、配付しています。
9日は道頓堀商店会のメンバーが、対策が実施されているか飲食店を見て回りました。

そして、マスクをつけていない人の入店を断っているかや、客席の間隔を空けたうえでアクリル板で隔てられているか、それに、二酸化炭素濃度を測定するセンサーが設置されているかなど、合わせて10の項目をチェックしていました。

商店会では、十分な対策を取っていると確認された店には「合格」と書かれたポスターを配付することにしています。

チェックを受けたお好み焼き店の店主は「お客さんに安心して来てもらえるように、感染対策を頑張っていきたい」と話していました。

道頓堀商店会によりますと、今回の「まん延防止等重点措置」を受けて休業する店も出てきているということで、北辻稔事務局長は「コロナ禍でも営業をなんとか続けていけるように、商店街全体で感染対策の取り組みを進めていきたい」と話していました。