神奈川県 新型コロナ 2人死亡 168人感染確認

神奈川県内では、9日、合わせて168人が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表されました。

県内で発表される1日の感染者の数は、緊急事態宣言が解除された先月21日以降では、8日の175人に次いで、2番目に多くなりました。
また、1週間前の金曜日に比べると35人多くなりました。

一方、いずれも横浜市に住む70代の男性と80代の女性、合わせて2人の死亡が発表されました。

NHKのまとめでは、県内で発表された感染者は、これで4万9235人となり、このうち795人が死亡しています。

9人が変異株と確認

神奈川県は9日、県内に住む20代から60代までの男女合わせて9人が変異した新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表しました。

県によりますと、新たに変異ウイルスへの感染が確認されたのは、
▼20代の男性1人と女性1人、
▼30代の男性1人と女性1人、
▼40代の女性1人、
▼50代の男性2人と女性1人、
▼60代の男性1人の、合わせて9人です。

いずれも先月下旬から今月上旬にかけて新型コロナウイルスへの感染が確認され、感染者として発表された人たちですでに変異ウイルスと確認された人の濃厚接触者の調査や、行政や民間のスクリーニング検査で判明したということです。

症状はいずれも軽症か無症状だということで、どこの国で広がっていた変異ウイルスなのか、詳しい検査を行っています。

神奈川県内では、変異ウイルスに感染した人が相次いで確認されていて、これで、合わせて114人となりました