「改正種苗法」施行 海外へ持ち出し禁止品種を公表 農水省

国に登録された果物などの種や苗を海外へ無断で持ち出すことを規制する改正種苗法が今月、施行されたことを受けて、農林水産省は対象となる品種を公表しました。ぶどうの高級品種「シャインマスカット」や、福岡県のイチゴの「あまおう」など1975の品種で、10日から海外への種や苗の持ち出しが禁止されます。

今月、施行された改正種苗法では国に新品種として登録された果物などの種や苗が海外に流出することを防ぐため、開発者が輸出する国や国内の栽培地域を指定でき、それ以外の国に持ち出すことなどを禁止しています。

法律の施行から6か月間はすでに登録された品種や出願中の品種でも開発者が国に届け出れば、海外への持ち出しを制限できることになっていて、農林水産省は対象となる1975の品種を9日、公表しました。

具体的には、ぶどうの高級品種「シャインマスカット」や、さつまいもの「べにはるか」のほか、福岡県のイチゴの「あまおう」や、北海道のブランド米の「ゆめぴりか」などです。

これらの品種は10日から海外への種や苗の持ち出しが禁止されます。

国内で開発されたブランドの果物などをめぐっては、海外に無断で持ち出される事例が後を絶たず、農林水産省は今後も対象を追加し、開発者の権利や利益を守りたいとしています。