東京都「まん延防止等重点措置」対象地域 23区と6市の見通し

東京都には来週12日から「まん延防止等重点措置」が適用され、飲食店などの営業時間を今より1時間早い午後8時までとする地域が23区に加え、八王子市、町田市、府中市、調布市、立川市、武蔵野市の6つの市となる見通しです。

新型コロナウイルスの感染確認が増加し、変異したウイルスの確認も相次いでいる東京都に、「まん延防止等重点措置」が適用される見通しです。

9日午前、開かれた政府の分科会では、東京都で重点措置の期間を来週12日から来月11日までの30日間とする方針が了承されました。

重点措置の対象の地域では、飲食店などで営業時間を今の都の要請より1時間早い午後8時までとし、酒の提供は午後7時までとするよう要請されます。

対象地域は都知事が決めることになっていて、23区に加え、八王子市、町田市、府中市、調布市、立川市、武蔵野市の6つの市となる見通しです。

都は時短営業による会食での感染防止対策に加え、不要不急の外出の自粛や、特に都と県の境をまたぐ移動を控えるよう求めることにしていて、小池知事は9日の記者会見で対策の徹底などを呼びかけます。