米国防長官 10日からイスラエルや欧州の同盟国を訪問へ

アメリカのオースティン国防長官は、10日からイスラエルやヨーロッパの同盟国を相次いで訪問することになり、中東情勢や緊張の高まりが懸念されるウクライナ情勢について意見を交わし、軍事面での連携を確認したいものとみられます。

アメリカ国防総省の発表によりますと、オースティン国防長官は10日にアメリカを出発し、まず、イスラエルでネタニヤフ首相やガンツ国防相と会談するということです。

そのあと国防長官は、ドイツやベルギーにあるNATO=北大西洋条約機構、そしてイギリスを相次いで訪れ、各国の国防相やNATOのストルテンベルグ事務総長らと会談することにしています。

国防総省はオースティン長官の一連の訪問の目的について「軍事面での連携や安全保障をめぐる負担のありかたなどについて協議を行う」としています。

イスラエルは、アメリカがイランとの核合意への復帰をめぐって、関係国と協議をしていることに反発しており、オースティン長官としては、訪問を通じて中東地域の安定に向けてイスラエルとの連携を確認したいものとみられます。

また、NATOなどはロシアがウクライナとの国境地域に軍を大規模に展開して緊張が高まるのを懸念していて、アメリカとしてもウクライナ情勢でNATOなどとともに、万全の態勢を整える狙いがあるとみられます。