野生下で生まれたトキ 2年ぶりに本州に飛来 新潟

新潟県佐渡市の野生下で生まれた国の特別天然記念物のトキが、今月6日に新潟市で確認されました。本州へのトキの飛来が確認されたのは2年ぶりです。

環境省によりますと、今月6日の午前11時10分ごろ、新潟市内の水田でトキが餌を探しているところを市民が見つけ、写真に収めました。

連絡を受けた環境省が写真を確認したところ、放鳥した個体に付けられる足環がなかったことから、佐渡市の野生下で生まれ、新潟市に飛来したトキだと分かりました。

性別は分かっていませんが、環境省は羽の色をもとに、去年、生まれたばかりで、繁殖可能な年齢に達していない若いトキだとしています。

見つかった詳しい場所について、環境省はトキを保護するため明らかにしていません。

本州でトキが確認されたのは、おととし、山形県遊佐町で目撃されて以来、今回で26例目で、このうち野生下で生まれたトキの飛来は9例目となります。

環境省の関東地方環境事務所は、トキを見つけた場合は近づかずに静かに見守り、事務所に連絡してほしいと呼びかけています。