東京都「まん延防止等重点措置」時短要請は23区と6市で調整

東京都は、「まん延防止等重点措置」で営業時間の短縮要請を今より1時間早い午後8時までとする地域を、23区に加え、八王子市や武蔵野市など6つの市とする方向で調整を進めています。

都が、急速な感染拡大が懸念されるなどとして要請した「まん延防止等重点措置」について、政府は適用する方針です。

重点措置では、飲食店などへの営業時間の短縮要請は、今の午後9時までから1時間早まり午後8時までとなります。

対象地域は都が指定することになっていて、小池知事は8日夜、「感染者の発生状況や店の数などを総合的に考え、23区プラスアルファで国と協議している」と述べました。

都は、23区に加えて、主要な鉄道の沿線で繁華街があったり感染者数が比較的多かったりする、八王子市、町田市、府中市、調布市、立川市、武蔵野市の6つの市を対象とする方向で調整していて、店での感染防止対策の徹底なども合わせて求める考えです。

さらに、不要不急の外出自粛や特に都外への移動の自粛なども呼びかけることで人の流れを抑え、感染の急激な拡大を防ぎたい考えです。