競泳 白井璃緒「何でこうなっちゃったんだろう…」

東京オリンピックの代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権。
女子100メートル自由形の決勝で5位に終わり、代表内定を逃した白井璃緒選手はレース後、内定選手への場内インタビューが行われている間もプールから上がることができませんでした。
レース後の取材では、涙が止まらず、「何でこうなっちゃったんだろう」と悔しさがあふれました。

“これで終わりじゃない”

白井選手は、大学入学後、平井伯昌コーチの指導を受けてぐんぐん力を伸ばし、おととしの日本選手権は200メートル自由形で初優勝。そのとしの世界選手権では日本選手で初めて決勝に進出し、さらなる活躍が期待されていました。

しかし、東京オリンピックが近づくにつれてプレッシャーを感じるようになり、去年の終盤からは自分の泳ぎを見失い、練習を重ねても不安をぬぐい去ることができませんでした。

今大会は女子200メートル自由形などでも代表内定を逃し、指導を受ける平井伯昌コーチと相談して、7日の女子200メートル背泳ぎのレースを棄権して、この種目での代表入りにかけましたが、届きませんでした。

「スタート前に、今回もダメなんじゃないかとか、練習が足りなかったのではないかとか、そんな考えが頭をよぎってしまった」と肩を落とした白井選手。

今後に向けては「私の水泳人生はまだまだ長いし、これで終わりじゃない。悔しい経験を生かしてバネにつなげたい」と気丈に話していました。