液体芳香剤 子どもが誤飲する事故相次ぎ 注意呼びかけ

芳香成分を含む液に木製の棒などを浸して香りを楽しむ「リードディフューザー」と呼ばれる液体芳香剤を子どもが誤飲する事故が相次いでいるとして、国民生活センターは子どもの手が届く場所では使わないことなど注意を呼びかけています。

「リードディフューザー」は、ガラス瓶などのボトルに入れた芳香成分を含む液に木製の棒などを浸して使う液体芳香剤で、市販のもののほか、手作りすることもでき、利用が広がっています。

国民生活センターによりますと、去年11月、1歳の男の子がトイレに置いてあった「リードディフューザー」の液を飲んでしまい、「化学性肺炎」と診断され、肺の一部に空洞のようなものができるなど長期の入院や通院が必要になったケースが報告されているということです。

同じようにふたがあいた状態で使用する形式のものを含む液体芳香剤に関しては、3歳以下の子どもの事故情報が、去年12月までのおよそ10年間に、医療機関から31件報告されていて、2歳の女の子が誤飲しておう吐や脱力症状が出たケースや、0歳の男の子が頭から浴びてしまい顔が腫れたケースなどがあったということです。

国民生活センターは、液体芳香剤を誤飲すると、含まれている成分によっては意識障害や肺炎をひきおこすおそれもあるとして子どもの手の届く場所では使わないよう呼びかけています。

また、万が一誤飲した場合はすぐに医療機関などに相談してほしいとしています。

子どもが誤飲したときなどの問い合わせ先の情報です。

▽救急安心センター「#7119」
▽子ども医療電話相談「#8000」
▽日本中毒情報センター「072-727-2499」