海賊対策の自衛隊員21人コロナ感染 “任務に影響ない” 防衛省

アフリカのソマリア沖の海賊対策に当たっている自衛隊の活動拠点で新型コロナウイルスの感染が広がっていて、これまでに隊員21人の感染が確認されました。防衛省は現段階では任務に影響はないとしたうえで「感染防止策を徹底し適切に対応する」としています。

自衛隊はアフリカ東部のソマリア沖で海賊対策に当たっていて、海上自衛隊の哨戒機の部隊などが拠点を置くジブチにはおよそ180人の隊員が派遣されています。

防衛省によりますと、4月2日と3日に隊員の感染が確認されたことから拠点で勤務するすべての隊員のPCR検査を行ったところ、日本時間の7日、新たに17人の感染が確認されたということです。感染が確認された隊員は合わせて21人になりました。

いずれも容体は安定していて拠点の中の宿舎で隔離されているということです。

感染者は、当初は拠点の警備などに当たる「支援隊」の隊員だけでしたが、新たに感染が確認された17人には哨戒機で警戒・監視活動に当たる「航空隊」の隊員も含まれるということです。

哨戒機での警戒・監視活動はアメリカなど他国と分担して行っていることから、防衛省は現段階では任務に影響はないとしています。

防衛省は「感染状況の確認を進めるとともに感染防止策を徹底し適切に対応する」としています。