収入支出とも“減った”が増 日銀調査

日銀がことし2月から先月にかけて行った個人の生活意識に関する調査で、1年前に比べて収入とともに支出も減ったという人が増加したことが分かりました。外出を控える動きが支出の抑制につながったとみられます。

日銀は個人の生活意識などを探るため、全国の20歳以上の個人を対象にアンケート調査を行っていて、今回は先月3日までのおよそ1か月間で、2200人余りから回答を得ました。

それによりますと、1年前に比べて収入が「減った」と回答した人が41.9%で、前回・去年12月の調査よりも0.9ポイント増加しました。

一方、支出が「減った」と回答した人は25.5%で、前回よりも3.2ポイント増加しました。

これについて日銀は「政府が緊急事態宣言を出したことなどに伴う不要不急の外出を控える動きが支出の抑制につながったのではないか」とみています。

一方、1年後の景気を尋ねたところ「良くなる」と回答した人は23.1%と、前回の調査よりも8.7ポイント増加しました。

これについて日銀は「ワクチンの接種が進むという期待もあって、景気が改善すると考える人が増えてきたのではないか」としています。