米 アマゾンのベゾスCEO「法人税率の引き上げ支持」を表明

アメリカのアマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOは6日、バイデン政権が計画する法人税率の引き上げを支持すると表明しました。
法人税の増税にアメリカ屈指の巨大企業が賛同するのは異例で、国際的にも関心を集めそうです。

アマゾンのベゾスCEOは6日、発表した声明で「われわれは法人税率の引き上げを支持している。あらゆる面での譲歩が必要だと認識している」と述べました。

アメリカでは、バイデン大統領が、日本円で220兆円を超える巨額のインフラ投資計画の財源として、法人税率を今の21%から28%に引き上げると表明していて、今回の声明はこの方針を支持したものです。

アマゾンは、ベゾスCEOがアメリカの経済誌フォーブスの世界の富豪ランキングでことしもトップとなるなど、巨額の利益をあげていますが、従業員の待遇などで批判を受けています。

今回の声明には、こうした批判をかわすねらいもあるとみられますが、法人税の増税に企業側が賛同するのは異例です。

バイデン政権では、イエレン財務長官が、各国に法人税率の引き下げ競争をやめるべきだと提言をしたばかりで、アメリカ屈指の巨大企業が増税への支持を表明したことで、企業への課税の強化をめぐって国際的にも関心を集めそうです。