米 ワクチン目標前倒し 19日までに18歳以上全員を接種対象に

アメリカのバイデン大統領は新型コロナウイルスのワクチン接種の目標を前倒しし、今月19日までに対象を18歳以上のすべての人に拡大すると明らかにしました。

バイデン大統領は6日、ホワイトハウスで演説し、自身の就任後の新型コロナウイルスのワクチンの接種回数が1億5000万回に上ったと成果を強調しました。

そのうえで「今月19日までにこの国のどこでも18歳以上のすべての人が接種の対象になる」と述べ、今月19日までに全米での接種の対象を18歳以上のすべての人に拡大すると明らかにしました。

アメリカでは、去年12月から接種が始まり、医療従事者や高齢者から基礎疾患のある人などへと、州ごとに接種の対象が順次、拡大されてきました。

バイデン大統領はこれまで5月1日までには接種の対象を18歳以上に拡大するとしていてこれを10日余り前倒しした形です。

一方、変異ウイルスが急速に広がり、感染状況は依然として深刻だとして「まだやるべきことがある。手を洗い、人との距離を保ってほしい」と述べました。

そのうえで、保守層を中心にワクチンの接種をためらう人たちがいることを念頭に「どうかワクチンを接種してほしい」と呼びかけました。

アメリカ政府は1日300万回のペースでワクチンの接種を進めていて、これまでに人口の5人に1人にあたる6300万人余りが接種を完了しています。