クレディ・スイス 損失5100億円 日本の金融機関にも影響広がる

日本を含む世界の複数の金融機関で損失のおそれが生じているアメリカの投資会社との取り引きをめぐって、スイスの金融大手クレディ・スイスは、損失額が日本円でおよそ5100億円に上ることを明らかにしました。

クレディ・スイスは、6日、アメリカの投資会社との取り引きで44億スイスフラン、日本円でおよそ5100億円に上る損失が出ると明らかにしました。

投資会社はアメリカの「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」とみられていて運用成績の悪化によってクレディ・スイス側が追加の証拠金の差し入れを求めたものの、応じなかったということです。

この結果、クレディ・スイスは、ことし1月から3月の税引き前の損益が赤字に転落する見通しとなり、投資銀行部門やリスク管理の幹部が責任をとって退任する人事も発表しました。

アメリカの投資会社との取り引きをめぐっては、野村ホールディングスがおよそ2200億円と試算されている損失額の確定を進めているほか、三菱UFJ証券ホールディングスやみずほフィナンシャルグループも損失が出るおそれがあることが分かっていて、日本の金融機関にも影響が広がっています。