変異ウイルスの水際対策 スペインなど3つの国・地域を追加
新型コロナウイルスの水際対策を強化するため、厚生労働省は、新たにスペインなど3つの国と地域から入国する人に対しても、宿泊施設での待機などを求めることを決めました。
厚生労働省は、変異ウイルスが流行しているヨーロッパやアフリカなどの26か国について、現地から入国する人に検疫所が確保した宿泊施設で待機してもらったうえで3日後に検査し、結果が陰性でも14日間は自宅などで待機することなどを求めています。
さらに厚生労働省は、変異ウイルスの流行が確認されたスペインとフィンランド、それにカナダのオンタリオ州から入国する人も、今月9日の午前0時以降、対象に加えることを決めました。
これで水際対策の対象となる国と地域は、合わせて29となります。
厚生労働省は、ほかの国や地域でも流行が確認された場合は、同様に水際対策を強化する方針です。