熊本地震で被災の熊本城天守閣 復旧工事完了 内部を報道公開

5年前の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の天守閣の復旧工事が完了し、内部が報道陣に公開されました。

熊本城では熊本地震によって天守閣や石垣、それに城内にある文化財などが大きな被害を受け、熊本市が復旧工事を進めています。

このうち「大天守」と「小天守」の2つの建物からなる天守閣は先月、工事が完了し、6日内部が報道陣に公開されました。

「小天守」の地下1階などには地震対策として揺れを制御するための「制震ダンパー」が新たに設置され、来場者に安全性に関する情報もわかるようにパネルで紹介されています。

また、展示の内容はほぼ一新されていて「大天守」の1階から4階にかけて、熊本城を築城した加藤清正の時代から現代までの歴史が紹介されています。

熊本城で行われている復旧工事は被災箇所が多く規模も大きいことから多額の費用と時間がかかる見込みで、すべて完了するのは2037年度になるとみられています。

復旧工事が終わった天守閣は、今月26日から5年ぶりに一般公開される予定です。

熊本城総合事務所の網田龍生所長は「地震からの復興を感じていただくためにも多くの人にお越しいただきたい」と話していました。