「G20ではコロナで財政悪化する途上国支援を議論」麻生財務相

麻生副総理兼財務大臣は、7日開かれるG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議で、新型コロナウイルスの影響で財政状況が悪化する途上国の包括的な支援について議論することを明らかにしました。

G20の財務相・中央銀行総裁による会議は、議長国のイタリアのもと、7日にオンラインで開かれ、日本からは麻生副総理兼財務大臣と日銀の黒田総裁が出席する予定です。

これについて麻生副総理兼財務大臣は、6日の閣議のあとの記者会見で、会議では新型コロナウイルスの影響で財政が悪化している途上国をどう支援するかが主要なテーマになると明らかにしました。

そのうえで、麻生大臣は「いろいろなツールを組み合わせて包括的な支援を行っていくが、支援した資金が、その国のコロナ対策や経済支援に本当に使われるのか。特定の国への返済にまわされたら意味がない」と述べ、支援した資金が中国など、ほかの国からの債務の返済に充てられることがないよう、使いみちを精査することが必要だと指摘しました。

さらに、こうした調査を、IMF=国際通貨基金が責任を持って行うことを条件に、財政が悪化している途上国がIMFから資金を引き出せる枠を拡大することに賛成する考えを示しました。