岸防衛相「状況を注視」中国の艦艇や航空機の活動活発化

今月、沖縄本島と宮古島の間の海域を通過した中国海軍の空母の部隊が、台湾の周辺海域で訓練を実施したことについて、岸防衛大臣は、中国の艦艇や航空機の活動が活発化しているとして、重大な関心を持って状況を注視していく考えを示しました。

中国海軍は空母「遼寧」の部隊が台湾の周辺海域で訓練を実施したと昨夜、発表しました。

空母「遼寧」は、4月3日から4日にかけて、ほかの5隻の艦艇とともに沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、東シナ海から太平洋に出たのを海上自衛隊の艦艇や航空機が確認しています。

日本の領海への侵入はありませんでしたが、中国の空母がこの海域を通過したのが確認されたのは、去年4月以来、6回目です。
これについて、岸防衛大臣は閣議のあと記者団に対し「艦艇、航空機の活動が活発化している状況は重大な関心を持って注視しており、今般の中国艦艇の動きについて、わが国周辺の情勢や国際情勢も踏まえて分析を進めている」と述べました。

そのうえで、中国と台湾をめぐる問題が、当事者間の対話によって、平和的に解決されるよう期待する考えを示しました。