菅首相 COP26までに2030年に向けた温室効果ガス削減目標表明へ

菅総理大臣は世界経済フォーラムが開いたオンラインの会合にメッセージを寄せ、ことし11月の地球温暖化対策の国連の会議「COP26」までに、2030年に向けた温室効果ガスの意欲的な削減目標を表明する考えを重ねて示しました。

菅総理大臣は、世界の政治や経済界のリーダーが集まる「ダボス会議」を主催する世界経済フォーラムが開いた、最先端の技術に関する課題を話し合うオンライン会合にメッセージを寄せました。

この中で菅総理大臣は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、行政サービスや民間のデジタル化の遅れが浮き彫りになったとして「思い切ってデジタル化を進めなければ、わが国を変えることができない。誰もがデジタル化の恩恵を最大限に受けることができる世界最先端のデジタル社会を目指す」と述べました。

そのうえで、世界でデータを囲い込む保護主義が見られると指摘し、各国が等しくデジタル経済の恩恵を受けられるよう、国際的な秩序作りに貢献したいという考えを示しました。

また、日本経済を再び成長軌道に乗せる原動力の一つがグリーン社会の実現だと強調し、ことし11月の地球温暖化対策の国連の会議「COP26」までに、2030年に向けた温室効果ガスの意欲的な削減目標を表明する考えを重ねて示しました。