日独で「2+2」初開催へ “中国への認識を共有”

日本とドイツの外務・防衛の閣僚協議が初めて行われる方向となりました。中国が覇権主義的な行動を強めていることへの認識を共有し、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携について意見を交わすものとみられます。

日本とドイツは、初めてとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2を来週にもテレビ会議方式で行う方向で調整を進めていて、日本側から茂木外務大臣と岸防衛大臣、ドイツ側からマース外相とクランプカレンバウアー国防相が出席する見通しです。

協議では、中国が東シナ海や南シナ海への進出など覇権主義的な行動を強めていることへの認識を共有し、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携について意見を交わすものとみられます。

そのうえで、ことし夏にインド太平洋地域にドイツ軍のフリゲート艦が派遣されることを踏まえ、海上自衛隊との共同訓練も視野に両国の安全保障面の協力を深化させる方針を確認する見通しです。

ドイツ政府は去年、インド太平洋地域の安全保障などに関する指針を取りまとめた際、これまでの中国を中心としたアジア外交を転換し、日本などとの関係強化を目指す姿勢を打ち出していて、日本政府としては、ドイツを含めた価値観を共有する国々との連携をさらに拡大していく方針です。