ベトナム 政府の主要な顔ぶれ決まる 新指導部のもと

ベトナムの新しい首相に日本との友好議員連盟の会長を務めるファム・ミン・チン氏が選ばれ、ことし発足した共産党の新指導部のもとでの政府の主要な顔ぶれが決まりました。

共産党による一党支配体制をとるベトナムでは、ことしはじめに開かれた5年に1度の共産党大会でトップのグエン・フー・チョン書記長が異例の3期目を務める新たな指導部が発足しました。

これを受け、首都ハノイで開かれている国会で政府の指導者を選ぶ手続きが進められ、5日、フック前首相が国家主席に選ばれたほか、新しい首相にはファム・ミン・チン氏が選ばれ、共産党の新指導部のもとでの政府の主要な顔ぶれが決まりました。

チン氏は62歳。公安省などでキャリアを積み、現在は共産党の中央組織委員会の委員長のほか、日本との友好議員連盟の会長を務めています。

ベトナムは去年、世界で新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでも、経済がプラス成長を維持するなど堅調な発展を続けています。

一方で、対外関係では隣国の中国と南シナ海で、領有権をめぐる争いが続き、この地域を巻き込んだ米中の対立も激しさを増していて、新体制は難しいかじ取りを迫られることになります。