日曜日の人出 緊急事態宣言中の土日祝と比べ増加のところ多く

4日の日曜日の各地の人出は、2回目の緊急事態宣言が出されていた地域では、宣言期間中の土日・祝日の平均と比べて増加したところが多くなりました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、全国の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は、
▽日中が、午前6時から午後6時まで。
▽夜間が、午後6時から翌日の午前0時までです。

日中の人出

それによりますと、2回目の緊急事態宣言が出されていた地域では、4日の日中の人出が宣言期間中の土日・祝日の平均より増えたところが多く、
▽岐阜駅付近で71%、
▽京都駅付近で69%、
▽名古屋駅付近で49%、
▽博多駅付近で29%、
▽渋谷スクランブル交差点付近で15%、
▽東京駅付近で14%、
それぞれ増加しました。

5日から「まん延防止等重点措置」が適用された大阪府と兵庫県では、
▽大阪梅田駅付近が24%、
▽神戸市の三ノ宮駅付近が10%の増加でした。

一方、
▽横浜駅付近では11%、
▽千葉駅付近と大宮駅付近では8%、
▽宇都宮駅付近では2%、
それぞれ減少しました。

夜間の人出

また、夜間の人出は日中よりも増加幅が大きくなり、
▽岐阜駅付近で142%、
▽名古屋駅付近で87%、
▽京都駅付近で83%、
▽博多駅付近で66%、
▽渋谷スクランブル交差点付近で46%、
▽宇都宮駅付近で44%、
▽東京駅付近で30%、
▽千葉駅付近で15%、
▽横浜駅付近で10%、
ぞれぞれ増加しました。

▽大阪梅田駅付近は41%、
▽神戸市の三ノ宮駅付近は30%の増加でした。

一方、
▽東京の銀座付近は66%の減少、
▽大宮駅付近は10%の減少でした。