1都3県の飲食店利用者 前週比6%減 “感染再拡大が影響か”

首都圏の1都3県で4日までの1週間に飲食店を利用した人は、前の週より6%減少したという民間の調査がまとまり、調査した会社では新型コロナウイルスの感染が大阪などで再拡大していることが影響したのではないかと指摘しています。

飲食店に予約や顧客管理のシステムを提供する東京のIT企業「トレタ」は、首都圏の1都3県のおよそ3000店の来店客数などを調べています。

それによりますと、4日までの1週間の来店客数は前の週と比べて6.1%減少しました。

時間帯別では客数が最も多かった「午後5時から午後8時まで」が6.4%減ったほか「午前11時から午後3時まで」が7.6%、「午後3時から午後5時」までが17.4%それぞれ減りました。

調査した会社は「大阪、兵庫、宮城の3府県に『まん延防止等重点措置』が適用されるなど、新型コロナの感染が再び拡大していることが影響したのではないか」としています。