東京五輪の聖火リレー 愛知県内 1日目終了

東京オリンピックの聖火リレーは、5日から愛知県に入り、5日の最終地点、名古屋城で記念の式典が開かれました。

3月25日に福島県からスタートした東京オリンピックの聖火リレーは、岐阜県から全体の6番目として愛知県に引き継がれ、5日と6日の2日間で県内15の市をまわります。

5日は焼き物の街、瀬戸市の深川神社で県内最初のランナーで、地元出身の陶芸家、加藤唐三郎さんのトーチに聖火がともされリレーがスタートしました。

このあと聖火は、今回のリレーで初めて政令指定都市の名古屋市に入って熱田神宮をめぐり、犬山市では国宝・犬山城を目指して、リレーが進んでいきました。

さらにオリンピック発祥の地、ギリシャのオリンピア市と姉妹都市提携を結んでいる稲沢市では市内の9つの中学校の生徒たちが、グループでランナーを務めました。

生徒たちは、去年、オリンピア市での聖火リレーに参加予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でかなわず、今回、地元で聖火をつなぎました。

そして5日夜、名古屋市中心部をめぐったあと、名古屋城内を進み、最終ランナーでノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学教授の天野浩さんが式典の会場に到着して、5日の日程が終了しました。

走り終えた天野教授は「節度をもって声援を送ってもらい感激した。世界のトップアスリートたちが安心してパフォーマンスを発揮できるように東京オリンピック、パラリンピックが実施できることを望んでいる」と話していました。

愛知県で2日目となる6日は、豊田市など7つの市を回ることになっています。

沿道に想定より多くの人 対策に延べ5000人動員

愛知県で行われている東京オリンピックの聖火リレーで沿道に多くの人が密集しているところがあるとして、愛知県の実行委員会は新型コロナウイルスの感染防止対策として密集しないよう呼びかけています。

このうち犬山市では会場のスタッフが「マスクをつけて大声を出さないで」とか「ソーシャルディスタンス」と書かれた案内を見せながら、密集を回避するよう呼びかけていました。

実行委員会は「きょうは天気もよく、場所によっては想定よりも多くの人が沿道に訪れている。密集を避けるためになるべくインターネットのライブ中継を見るか、会場で見る場合は密集を避けて、すいている場所で見ていただくよう協力をお願いします」と話しています。

愛知県の実行委員会によりますと、6日までの2日間で、沿道などに感染対策を呼びかけるスタッフなど、合わせて延べ5000人を動員するということです。