高校と証券会社などが連携 金融知識や資産形成 授業で学ぶ

人生100年時代と言われ老後の資産形成への関心が高まる中、高校と証券会社などが連携して、授業で金融の知識や計画的な資産形成の大切さを学んでもらう取り組みが始まっています。

このうち横浜市にある私立 横浜創英中学・高等学校では、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と連携して、資産形成の重要性などを学ぶ模擬授業を行っています。

先月の授業では、証券会社の社員が今月から高校1年となった生徒を対象に授業を行い、結婚や住宅の購入などに必要な資金のシミュレーションなどを通じて、計画的な資産形成の大切さや株式投資の仕組みなどを説明しました。

授業を受けた生徒は「将来的には、お金をためるだけでなくて投資も選択肢になると感じました」と話していました。

また教諭の1人は「将来に備えるために、投資について教えることは重要だと思います」と話していました。

高校での金融教育をめぐっては、2022年度から始まる新しい学習指導要領に、家庭科の授業で株式投資や投資信託など「資産形成」に触れることが盛り込まれています。

このため証券大手各社によりますと、教諭らを対象に金融に関するセミナーを開いたり証券会社の社員が授業に参加してサポートしたりする取り組みが各地で始まっているということです。

授業で講師役を務めた三菱UFJモルガン・スタンレー証券の森山葵さんは「資産形成の選択肢の一つとして投資があることを、若いうちから知識として身につけてもらうことが大切だと伝えていきたい。投資になじみがない学校の先生も多いと思うので、悩みや疑問に耳を傾け、協力していきたい」と話しています。