プロ野球 楽天 「まん延防止措置」 5日夜からチケット販売中止

新型コロナウイルスの感染拡大で、「まん延防止等重点措置」の宮城県への適用が決まったことを受けて、仙台市に本拠地を置くプロ野球・楽天は、今月9日からの主催試合12試合のチケット販売を、5日の夜から中止すると発表しました。

宮城県では5日から1か月間、「まん延防止等重点措置」が適用され、県は、イベント開催時の収容人数の上限を5000人とすることなどを要請します。

これを受けて楽天は、今月9日から来月2日にかけて仙台市の楽天生命パーク宮城で開催される予定のリーグ戦12試合について、チケットの販売を5日午後9時に中止すると発表しました。

一方で県は、すでにチケットを販売済みのイベントについては、上限5000人の対象外としています。

楽天はこれまで、収容人数の半数に当たる1万5600人を上限にチケットを販売してきたため、重点措置の適用期間中も、12試合すべてで観客が5000人を超える見込みです。

また、球場の飲食店や売り子による販売も県の要請に基づき、これまでの「午後9時まで」を変更して、飲食物は午後8時まで、アルコールは午後7時までに終了するということです。

このほか県は、仙台市内の運動施設や遊興施設などについて、営業時間を午後8時までとするよう協力を求めていて、球団では、試合開始時間を早めるかどうかも協議することにしています。