大リーグ 大谷 登板前日に指名打者で先発出場 安打と初盗塁

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が、先発登板を翌日に控えた3日の試合に2番・指名打者で先発出場してヒットを打ち、初盗塁も決めました。

大谷選手は前日の試合で今シーズン初ヒットとなるホームランを打ち、3日は本拠地のカリフォルニア州アナハイムで行われたホワイトソックス戦に開幕から3試合連続で2番・指名打者で先発出場しました。

大谷選手は4日にピッチャーとして今シーズン初登板する予定で、登板前日にバッターとして先発出場するのは、大リーグとプロ野球・日本ハム時代を通じて初めてです。

大谷選手は1回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席はショートフライでしたが、5回の第3打席で150キロの速球をはじき返し、ライトへ今シーズン2本目となるヒットを打ちました。

このあと二塁へ今シーズン初盗塁も決めチャンスを広げましたが、得点にはつながりませんでした。7回の第4打席は空振り三振でこの試合は4打数1安打1盗塁でした。

エンジェルスは終盤に逆転して5対3で勝ちました。

大谷選手は4日はピッチャーとして今シーズン初めて先発登板し、大リーグの公式戦では初めてバッターとしても打順に入る予定で、投打の二刀流でどんなプレーを見せるのか注目されます。

大谷 投打の二刀流でシーズン戦い抜く意欲

エンジェルスの大谷翔平選手は大リーグ4年目のことし、オープン戦からこれまでの二刀流のルーティーンを大きく覆す出場のしかたで、4日、今シーズンの初登板を迎えます。

大谷選手は初登板の前日となる3日の試合に2番・指名打者で先発出場し、4打数1安打でした。

プロ野球・日本ハム時代から登板日の前後は調整や休養にあててきた大谷選手にとって、これまでとは大きく違う起用法です。

大谷選手は昨シーズンも投打の二刀流復活を目指しましたが、3年前に手術した右ひじ近くの筋肉を痛めてピッチャーとしては2試合の登板にとどまり、シーズンの大半をバッターとして過ごしました。

本格的な二刀流の復活は、ルーキーだった2018年以来となります。

これについて大谷選手は、3日の試合前の会見で「ここ2、3年はケガもあってあまり活躍できていないので悔しい気持ちが強い。1年目も新人王をとらせてもらったが、後半は投げていないので、悔しいという気持ちがことしのモチベーションになっている」と悔しさが原動力になっていると明かしました。

そのうえで、自身の代名詞となっている二刀流については「やっていて楽しい。どちらかをやっていない時は欠けているなと感じるし、ここ2、3年はそういう感じだった。シーズンを通してできるように頑張りたい」と二刀流でシーズンを戦い抜く意欲を示しました。

エンジェルスの指揮を執って2年目のマッドン監督は起用法について「大谷選手しだい。彼がどうしたいかだ」と強調していて、前例にとらわれずに大谷選手の状態を見ながら決めていく方針を示しています。

大谷選手も長いシーズンを見据えて「今は極力バットを振らないようにして、なるべく効率よくその日の練習を終えるようにしている」とことしは調整方法を変えていることを明かしました。

そのうえで「監督にも練習のしすぎだと言われてきた。シーズン162試合ある中で毎日何百本も振るのが効率がいいのかどうか。悪い時に休むことも必要だし、振ることも必要なのでその時の自分に何が最善かを考えないといけない」と話し、二刀流でシーズンを戦い抜くために日々の練習を工夫していく考えを示しました。

投打ともに高いレベルの力を持つだけに、最大のテーマはケガなく二刀流での出場を続けられるか。

「数をこなせば分かってくる」と話した大谷選手が二刀流で多くの試合に出られれば、7年ぶりのプレーオフ進出を目指すチームの大きな助けになるはずです。