台湾 列車脱線事故 車両の移動作業始まる 蔡英文総統が見舞い

台湾東部の花蓮県で2日、特急列車が脱線し50人が死亡した事故で、一夜明けた現場では、車両を移動する作業が始まったほか、蔡英文総統がけがをした人が入院している病院を訪れ、支援を約束しました。

2日午前、台湾東部の花蓮県にあるトンネルの中で特急列車が脱線した事故では、これまでに乗客や運転士、50人が死亡し、170人以上がけがをしました。

列車は8両編成で、後ろの3両はトンネルの手前に出た状態で止まりました。

一夜明けた現場では、車両を移動する作業が始まり、最初に大型のクレーンを使ってトンネルの外にある車両のうち、2両をつり上げ、夜中のうちに交換した新しいレールの上に載せると、待機していた機関車に連結して移動させていました。

一方、トンネルの中の車両は損傷が激しく、作業は難航が予想され、台湾当局はすべての車両を移動させて列車の運行を全面的に復旧させるには7日程度かかると見ています。

台湾の蔡英文総統は3日朝、花蓮県の病院を訪れ、けがをした人を見舞ったあと、記者団に対し「けがをした人や亡くなった人の家族が最大の支援を得られるよう全力で対応にあたる」と述べました。