「コロナ対策リーダー」研修開始 感染拡大防止に向け 東京都

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、東京都では、飲食店での感染対策を担う「コロナ対策リーダー」の研修を始めました。研修を受けた都内の飲食店からは改めて感染対策を徹底したいという声が聞かれました。

東京 文京区にある飲食店「アヒージョ専門店山ぶどう」では、東京都の「コロナ対策リーダー」への登録を進め、店員の山崎生世さんが1日、感染防止対策のポイントを紹介する動画を視聴し、内容を確認するテストも受けました。

山崎さんは2日、修了シールがプリントされたステッカーをさっそく店の入り口に貼りました。

店ではこれまでも席を区切るパーテーションを設置したほか、人数分のトングを準備したり会食中にマスクを外すときは扇子を使うよう呼びかけたりする取り組みを続けてきたということです。

今後は二酸化炭素の濃度を測定できるセンサーも購入して、換気の状況を常時確認できるようにするということです。
山崎さんは「研修の動画は市民の立場から分かりやすいよう構成されているのでアルバイトの従業員にも見てもらおうと思います。より気を引き締めて新型コロナを抑える対策を徹底していきます」と話していました。