坂井官房副長官ら自民無派閥グループメンバー 首相官邸で会合

坂井官房副長官ら菅総理大臣に近い自民党の無派閥のグループのメンバーが、1日、総理大臣官邸で会合を開きました。坂井副長官は、記者団からの指摘に対し「今後も官邸で意見交換を行っていく」とする一方「批判もあり、今後は控えたい」と述べました。

坂井官房副長官ら菅総理大臣に近い自民党の無派閥のグループのメンバーは、1日、総理大臣官邸で会合を開きました。

坂井官房副長官は、1日夜、記者団に対し、合わせて13人が、4つのグループに分かれて昼食をとったあと、みずからの執務室で、新型コロナウイルス対策をめぐって意見を交わしたと説明しました。

そのうえで、記者団から「自民党内からは『官邸の私物化』という批判もあるが」と指摘されたのに対し「ほかの方々との意見交換も官邸で行っているし、今後も官邸の執務室を使って意見交換を行っていくことを考えている」と述べました。

また「会合は問題なかったという認識か」という質問に対し「逆に言うと、何が問題とお考えか」と述べました。

ただ、記者団が「今後こういう会合を官邸で開いていく考えなのか」とただしたのに対し「批判があるということもあるし、今後は、今、私の中では控えたいと思っている」と述べました。

これに関連して、菅総理大臣は、1日夜、総理大臣官邸で記者団に対し「私は、全く承知していない」と述べました。