新卒採用 経済団体に安定的な採用を要請 坂本一億総活躍相

大学3年生になった再来年の春に卒業する学生の採用活動をめぐり、坂本一億総活躍担当大臣は、経済団体に対し、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、中長期的な展望に立った安定的な採用を求めました。

坂本一億総活躍担当大臣は、日本商工会議所の三村会頭や経団連の古賀・審議員会議長と会談し、大学3年生となった再来年の春に卒業する学生の採用活動について文書で要請しました。

それによりますと、採用面接の開始時期を来年の6月1日以降とするルールを順守することや、オンラインで採用活動を行う際には、学生に不安を与えないよう、通信手段などについて十分に事前説明を行うことなどを求めています。

そのうえで、坂本大臣は「コロナ禍で学生が非常に不安を感じており、中長期的な展望に立った採用をお願いしたい」と述べました。

これに対し、三村会頭は「中小企業は人手不足で採用意欲が依然として強い。大臣にもそのことを呼びかけてほしい」と要請しました。

また、古賀・審議員会議長は「コロナ禍で、採用に柔軟な対応が望まれており、第2の就職氷河期にならないよう留意したい」と述べました。