半導体メーカー工場火災 トヨタ「生産止める状況にない」

大手半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクスが工場の火災で車向け半導体の生産を停止する中、トヨタ自動車は取引先の部品の状況などを確認した結果、直ちに生産ラインを止めるような状況にはないという見通しを明らかにしました。

ルネサスエレクトロニクスは、茨城県ひたちなか市の主力工場で起きた先月の火災で自動車向けの半導体などの生産を一部、停止していて、先月30日には今月中旬ごろに生産を再開するものの、製品の出荷量を元の水準に戻すには3か月以上かかるという見通しを示しています。
こうした中、ルネサスとの取り引きが多いトヨタ自動車は、取引先にある部品や半導体の在庫の状況を確認した結果、「足元、直ちに生産ラインの停止を伴うような調整が必要な状況にはない」と明らかにしました。

ただし、今後、ほかの半導体メーカーによる代替生産や在庫の状況次第で、車の生産調整を行うかどうか検討していくとしています。

一方、ほかの自動車メーカーの中には、これまでの半導体不足で部品の在庫にかぎりがあるとするところもあり、減産などの影響も懸念されます。