バスケBリーグ 5月のポストシーズンの試合は予定どおり実施

バスケットボール男子のBリーグは、新型コロナウイルスの影響で試合の中止が相次いでいることを受けて臨時の実行委員会を開催し、代替の試合を実施できなかった場合も勝率でリーグ戦の順位を決定し、5月に行われるポストシーズンの試合は予定どおり実施することを決めました。

Bリーグは、選手が新型コロナウイルスに感染した影響などで、これまでに1部のB1では24試合、2部のB2では41試合が中止になっています。

こうした状況を受けてリーグは1日、臨時の実行委員会を開き、今シーズンの今後の開催方針を決めました。

それによりますと、中止になった試合については、B1は5月10日まで、B2は5月3日までに可能なかぎり代替の試合を実施することにしています。

しかし、会場確保の問題などで代替の試合が実施できず、クラブによって消化試合の数に違いが出た場合も勝率でリーグ戦の順位を決定するということです。

そのうえで、優勝クラブを決めるポストシーズンのB1のチャンピオンシップとB2のプレーオフは5月に予定どおり実施することを決めました。

また、すべてのクラブの選手やスタッフを対象に行っているリーグ統一のPCR検査については、現在の2週間に1回から1週間に1回に変更し、頻度を増やすということです。

Bリーグの島田慎二チェアマンは「厳しい状況の中で何とかシーズンの最後までたどりつけるように、各クラブに対して感染対策をしっかりしていただくようにお願いした。PCR検査の頻度も増やして、できるかぎり感染の拡大を防止していきたい」と話しています。