雪の下で寝かせる野菜「雪割りなばな」収穫始まる 北海道 滝川

北海道滝川市で、冬のあいだは雪の下で寝かせ、春先に芽が出る野菜「雪割りなばな」の収穫が始まっています。

「雪割りなばな」は、冬のあいだは雪の下で寝かせる葉物野菜で、寒さに耐えることで糖度が上がり、雪どけ水を吸い上げることで、みずみずしい味わいになると言われています。

滝川市では、23戸の農家が生産していて、市内では先月下旬から収穫が始まり、このうち、中野恵介さんの農業用ハウスでは、朝7時から、家族で収穫にあたっていました。

中野さんたちは、30センチほどに育った青々としたなばなを選ぶと、手で根元からちぎり取って、かごに入れていきました。

そのあと、水けを切って大きさをそろえたあと、160グラムごとに袋詰めしていきました。

地元の農協によりますと、「雪割りなばな」は、ビタミンや食物繊維が豊富で、ことしは晴れて暖かい日が続いていることから、生育は順調だということです。

中野さんは、「シンプルにゆでて食べてもおいしいですし、甘くて、味に癖がないので、どんな料理にも合います。ぜひ旬の味を楽しんでもらいたい」と話していました。

「雪割りなばな」の収穫は、今月下旬まで続き、地元のスーパーで販売されるほか、札幌市や旭川市にも出荷されるということです。