千葉県は、これまでに県内で確認された変異した新型コロナウイルスのうち21人分を詳しく調べた結果、ブラジルとイギリスで報告されているウイルスであることが確認されたと発表しました。
千葉県内ではこれまでに48人が変異した新型コロナウイルスに感染したことが確認されていますが、千葉県はこのうち21人について国によるウイルスのゲノム解析の結果が出たことを明らかにしました。
その結果、このうち19人についてはブラジルで報告されている変異ウイルスで、残る2人はイギリスで報告されている変異ウイルスであることがわかったということです。
南アフリカで報告されている変異ウイルスに感染した人は21人の中にはいなかったということです。
千葉県によりますと、ブラジルで報告されたウイルスへの感染が確認された19人については同じ飲食店のクラスターで感染した人なども含まれるということです。
21人以外の人のウイルスについてもゲノム解析が進められていて、千葉県疾病対策課は「現時点では情報が少ないため分析などができる状況ではない」としています。
千葉県 新型コロナ 2人死亡 101人感染確認
千葉県内では1日、新たに101人について新型コロナウイルスへの感染確認が発表されました。千葉県内で感染が確認された人は累計で2万9720人となりました。
また、感染が確認されていた2人の死亡が新たに発表され、死亡した人は合わせて570人になりました。