河井克行 元法相の議員辞職認められる 衆院本会議

公職選挙法違反の買収の罪に問われ、先週、議員辞職願を提出した河井克行・元法務大臣の辞職が、1日の衆議院本会議で正式に認められました。

元法務大臣の河井克行被告は、妻の案里・元議員が初当選した、おととしの参議院選挙で現金を配ったとして公職選挙法違反の買収の罪に問われていて、先月23日の裁判で、起訴された内容の大半を認め、その後、大島衆議院議長あてに議員辞職願を提出しました。

1日の衆議院本会議では、河井元大臣から辞職願が提出されたことが報告され、全会一致で辞職が認められました。

河井元大臣本人は、本会議に出席しませんでした。

河井元大臣の辞職に伴い広島3区は欠員となりますが、衆議院議員の任期満了が10月に迫っていることから、公職選挙法の規定に基づき補欠選挙は行われません。

自民 岸田前政調会長「政治の信頼回復に努める」

自民党広島県連の会長を務める岸田前政務調査会長は、記者団に対し「こうした事態に至ったことは遺憾であり、深刻に受け止めなければならない。河井元大臣には、実態を明らかにすべく努力してもらいたい。広島では今月、参議院の再選挙も行われることになるが、さまざまな努力を積み重ね、政治の信頼回復に努めていきたい」と述べました。

岡田官房副長官「重く受け止めている」

岡田官房副長官は、記者会見で「法務大臣経験者の刑事裁判が行われていることは残念であり、国民の政治不信を招いたという批判があることを重く受け止めている。政治家の出処進退は、みずから判断すべきものと考えているが、いずれにせよ、政治家は、その責任を自覚し、国民に疑念を持たれないよう、常に襟を正していかなければならない」と述べました。