三菱UFJ証券HD ヨーロッパの子会社による損失額は約300億円

証券大手の「三菱UFJ証券ホールディングス」は、ヨーロッパの子会社によるアメリカの顧客との取り引きで発生する現時点の損失額が、日本円でおよそ300億円になったと発表しました。新年度=2021年度の決算に反映させるとしています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券などを傘下に持つ「三菱UFJ証券ホールディングス」は、ロンドンの子会社によるアメリカの顧客との取り引きで、多額の損失が生じるおそれがあり、損失の見込み額はおととい(29日)時点でおよそ3億ドル、日本円にしておよそ330億円に上ることをすでに明らかにしています。

これに関して会社は31日、追加の発表を行い、取り引きを清算した結果、現時点の損失額はおよそ2億7000万ドル、日本円にしておよそ300億円になったということです。

会社では、該当する顧客に対し、損失を少なくするための請求を行っており、31日公表した損失額は回収額がゼロになった場合を想定しているということです。

三菱UFJ証券ホールディングスは損失額の確定を待って、ことし6月までの3か月間の新年度の第1四半期決算に反映させるとしています。